7/22~8/6 オーロヴィルでの日常

世界一周2カ国目、インド。
南インドにある小さな村、オーロヴィルに7/22~8/6まで滞在していました。オーロヴィルで過ごした日常について少し書き留めておこうと思います。
 
【オーロヴィルとは…?】
インドの哲学者・ヨギであるオーロビンドの思想を基に、フランスのミラ・アルファッサがつくった国際都市。1968年2月28日に誕生した。
多様性の中にある真のUnity of human(人類の和合)の実現を目指している。
 
”The City of Dawn”とも称されるAurovilleは、東南インドの海沿いの低地にあり、Chennaiから南に約150km、Pondicherryから北に約10kmの場所に位置している。街の中心地には、静けさの中で人々が集中を深められる瞑想センターがある。(Matrimandir マトリマンディール)
 
オーロヴィルには120の大小さまざまなコミュニティがある。
住民の活動は多岐にわたっており、森林化、オーガニック農業、教育的な研究、医療、テクノロジー、建築、ハンディクラフト、都市開発、芸術・文化などである。
 
今日では、50の国から集まった約2500人がオーロヴィルの住民として暮らしている。(これは正式な住民として登録されている人数で、働いている人やボランティア、ゲストを含めるともっと多いはず。少なくとも1万は超えるはず。)
 
【1日のスケジュール】
8:00 起床
8:30 朝ごはん 
9:15 Matri Mandirで瞑想
10:30 図書館でゆっくり読書
12:30 昼ごはん 
13:00 ゲストハウスに一旦戻る 日記・読書
15:00 City Hallで事務手続き
16:00 Mudra-chi、OM choirのWSに参加
19:00 夜ごはん
20:00 帰宅、シャワー
22:00 就寝
 
【実際に滞在してみた感想】
時間の流れがゆっくり。すごく落ちつく。
西洋人の人が目に付く。インド以外のアジア人は少ない。
個人的には、Somatic ExplorationやInner Danceに出会えて満足。
アフリカ音楽を聞きながら食事や、スパニッシュダンスを見てグローバルさを感じるのもよし。有機野菜の畑仕事の手伝いや森林見学ツアーに参加して、自然に触れるのもよし。ヨガや瞑想、思想のワークショップに足を運んで、自己の内面を深めるもよし。
 
全部大好きなわたしには、もってこいな場所でしかない〜〜♡
 
根本となる思想・宗教を学びながら、ヨガを実践することができて、ほんとオーロヴィルに来てよかった〜〜〜♡って感じです。
 
ヨガの思想を社会として体現することを目指しているオーロヴィルだからこその学びもあり、選んで正解!またいつか来るだろうな。
 
ただ、正式な住民になるためにはボランティアとして1年以上滞在したのち、審査に合格してはじめてオーロヴィアンになることができる。
なかなかハードルが高いなあ。
 
よくもわるくも周囲から隔離された閉鎖的な環境。
 
個人的には、もっと自由で開かれた場所でもいいんじゃないのかな?とも思う。
 
家族はオーロヴィル内で過ごし、お父さんは都会に働きにでる家族や、休日だけオーロヴィルで過ごすことができる状態。
 
0か1かじゃなくて、自分なりの関わり方を選ぶことができるのが理想。
 
でも、世界中の人を引きつけるだけの魅力がこの小さな村にはあるな。
 
1960年代にこんな街をつくろうって始めたのは先進的。
また、ゴールを個人の心の安寧にとどまらず、思想を社会として体現しようという試みも面白い。 
 
今度はゲストじゃなくて、ボランティアとして来てみたいです。
朝はMatriMandirで瞑想。昼は有機農業の畑仕事や日本文化(書道、お箏)のワークショップを開く。夜はゆっくり読書。
毎日ゆっくりと流れていくときを過ごす。んー、理想の日常ですな。
次来るときまでには、自分も大きくなって帰ってきます〜。